歯の治療に昔から使われていた入れ歯に代わり、近年はインプラントが注目されています。インプラントは身体への負担が少なく、自分の歯に近い機能や見た目が得られるなど多くのメリットがあるため、生活の質を保ちたい人・向上させたい人におすすめできる治療法です。
そのインプラントですが、発祥はなんと紀元前だと言われています。どのような歴史を辿って現代の日本の歯科医療に根付いたのでしょうか?
古代からあったインプラント治療
人間は古代から歯の健康に気を配っていました。今のように医療が発達していなかったため、ものが食べられなくなればあっという間に生命の危機に陥ります。そのため、歯に気を遣う人は非常に多くいました。
古代ローマでは2世紀頃に、すでにインプラントを用いた治療がおこなわれていたようで
す。さらに7世紀のマヤ文明では、インプラントをして長期間生活した痕跡も。インプラントはじつに長い歴史を持っています。
20世紀初期から世界に広がり、進化を続けている
現代では、20世紀初期にインプラント治療の試みが始まりました。1910年代に円筒型のインプラントが開発され、それからは次々と改良を重ねて進化しています。
1965年には患者への臨床が実現しました。このインプラント治療は大成功をおさめ、患者が天寿を全うするまでの40年間、しっかりと働き続けたそうです。
そして現代、インプラント治療はますます進化し、たくさんの人の歯を助けています。以前は機能だけが追求されていましたが、昨今は見た目にも重点が置かれ、自分の歯に近い美しさを取り戻したい人にも注目されています。
日本のインプラント治療の歴史
日本のインプラント治療が本格的に始まったのは1970年代です。決して平坦な道ではありませんでしたが、着実に進化を遂げ、今では信頼のおける治療法として受け入れられています。
歴史的には海外に分があるようにも思える日本のインプラントですが、たゆまぬ努力が進化を生み、国産のインプラントも開発されるまでになりました。
泉田歯科医院では、ノーベル社、ストローマン社、ジンマー社、デンチウム社などのインプラントを使用しています。
安全で見た目も美しい歯を取り戻せる技術は、歯に悩みを持つ人の治療に非常に役立っています。
そして、インプラントの進化はまだまだ止まりません。さらに優れた美しいインプラントを実現するために、日夜研究が続けられています。
優れた治療は明るい生活に結び付きます。優れたインプラント治療で機能も美しさも実現した歯を手に入れて、充実した生活を楽しみましょう。