9月になりました・が、まだまだ暑い日が続いています、お元気ですか? 今日は中森と横山よりお届けいたします
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歯科医院は痛い、怖いイメージを抱かれやすく、実際嫌がったり苦手意識を抱いたりする子供は多いです。なかにはなかなか口を開けず、治療が進まないケースもあります。保護者は周囲に迷惑をかけていると感じて申し訳なく思うのはもちろん、対応に困ってしまうこともあるでしょう。歯の健康は成長にも直結するため、子ども自身が治療に前向きになれるよう協力体制を仰ぐことが大切です。
通院を告げるタイミング・接し方が重要
子どもを上手く歯科医院に連れて行く際には、比較的機嫌よく起きている午前中がおすすめです。お昼寝や食事の時間帯だと、眠さや空腹で機嫌がよくありません。そして当日の朝には「今日は歯医者さんへ行くよ」と正直に伝えましょう。もし本当は大掛かりな治療になる予定なのに「見るだけだよ」とあたかも痛いことはしない体で話すと、嘘をつかれたショックで歯科医院が嫌いになってしまう恐れがあります。
普段の声かけのポイントは、歯科医院にネガティブなイメージを抱かせないことです。たとえば「虫歯になったら、歯医者さんで削られちゃうよ」といった恐怖を連想させる声がけは逆効果なので「歯医者さんでキレイにしてもらおうか!」とポジティブな言い回しを心がけてください。
治療中は子どもの視界に入る場所で見ていてあげることも、安心感を与えられるので効果的です。また、大人の通院に付き添わせることも歯科医院の雰囲気に慣れてもらう一環となります。
治療や検診が終わったら、しっかり褒める
無事治療や検診を終えた子どもには、大げさなくらい褒めてあげましょう。もし予定していた治療までできなかったとしても、「歯医者さんに来れて偉いね、頑張ったね」「次は歯を診てもらおうね」という声がけが歯の治療に臨む子どもの背中を押します。泉田歯科医院では、治療・クリーニングを頑張ったごほうびとしてガチャガチャをしてもらっています。
大事なのは、子どもの頑張った姿勢を認めてあげることです。医院内だけでなく帰宅後も自宅で褒めてあげてください。当日通院へ付き添った家族だけでなく、ほかの家族の前でも「今日、歯医者さん頑張ったんだよね」と言ってあげることが次への自信になります。
もし次回の通院でリベンジが必要な場合は、絵本や映像で歯科医院の理解を深めてあげると、無理なくイメージトレーニングができるでしょう。
歯科検診の習慣を早くから形成しよう
子どもが歯の治療に向き合うには、保護者の協力が欠かせません。歯科医院でもコミュニケーションをとりますが、家族の声かけやスキンシップも重要な役割を果たします。嫌がる我が子を無理やり歯科医院へ通わせたり、治療したりすることがないよう、乳歯が生えてきた頃には歯科医院で定期検診を受けてください。痛みを感じることなく済ませられるため、はじめて歯科医院を経験するにはうってつけです。歯科医院は怖い場所ではないことをじっくり定着させていきましょう。
泉田歯科医院では、お子様向けのイベントをしています。夏まつりやクリスマスなどをしているのでぜひ参加して「歯医者は怖くない」というイメージをつけてみてください。