こんにちは、泉田歯科医院です。今日は「お子様に楽しく歯磨きの大切さを知ってもらう5つの方法」についてのお話しです。
「歯磨きしなさい!」毎晩のように繰り広げられる親子の攻防戦。子どもにとって、歯磨きは面倒で、鬱陶しく感じるものものです。しかし、幼い頃から歯磨きの大切さを分かってもらい、習慣づけることは、将来の健康な歯を守る上で非常に大切です。
では、どうすれば子どもに歯磨きの重要性を伝え、楽しく習慣づけていけるのでしょうか?ここでは、日々歯磨きと戦う親御さんのために、その方法をご紹介します。
■「なぜ」を伝える
子どもは「なぜ歯磨きをしなければならないのか」を理解していません。そこで大切なのは、歯磨きの目的を分かりやすく伝えることです。たとえば、虫歯菌を悪者に見立てて、お話を作って聞かせてみてはいかがでしょうか。
「お口の中にいるバイキン君は、甘いものが大好きなんだって!」
「ご飯やおやつを食べて元気になったバイキン君は大喜びで、歯を溶かして虫歯にしてしまうんだ」
「虫歯はキーンとしてとても痛いし、歯をなくしてしまうこわ~いものなんだよ!」
「だから歯磨きでバイキンをやっつけて、歯を守らないといけないんだよね!」
このように楽しく説明することで、子どもはとても興味を持って歯磨きについて理解しやすくなります。でも、そんな物語を子どもにも楽しく伝えることはとても難しいものですよね。ここでぜひ活用してほしいのが、絵本と歌。これらは楽しくバイキンたちとの悪だくみと戦い方を子どもたちに教えてくれます。
教育番組などで、歯に関しての歌があったら積極的に一緒に歌ってみるのも良いでしょう。また、YouTubeにも愉快な歌がありますので、チェックしてみてはいかがでしょうか。
■歯磨きを楽しい時間に変身させよう!
子どもにとって、歯磨きが楽しい時間になれば、自然と習慣づきます。歯磨きをゲーム感覚で楽しめるように工夫してみましょう。
子どもに歯磨きをうながす定番曲はとても便利な手段ですが、毎日同じやり方だと飽きてしまう心配があります。定番曲をかえて変化を加えていくことでマンネリ防止を心がけましょう。
たとえば、タイマーを使って「バイキンを3分以内にやっつけよう!」と競争したり、好きなキャラクターの歯ブラシや歯磨き粉を選ばせてあげたりするのも効果的です。
また、歯磨きアプリや動画を活用するのも良いでしょう。楽しく歯磨きできる工夫をすることで、子どもは歯磨きをポジティブに捉えるようになります。
■親子の歯磨きタイム
親が楽しそうに歯磨きをしている姿を見せることは、子どもにとって良い影響を与えます。親子で一緒に歯磨きをする環境を作り、「ママもパパも歯磨き頑張ってるね!」「ピカピカの歯だね!」と、互いに褒め合いながら、歯磨きの時間を楽しいコミュニケーションの場にしていきましょう。
■達成感を味わえる工夫もグッド
歯磨きカレンダーやシールを活用して、歯磨きできた日を記録していくのも良い方法です。目標を達成したら、ご褒美を用意するのも効果的です。子どもは、目に見える形で自分の頑張りを認められることで、さらに歯磨きへのモチベーションを高めることができます。
■歯科医院を味方につける
定期的な歯科検診は、虫歯の早期発見だけでなく、正しい歯磨きの方法を学ぶ良い機会です。歯科衛生士さんに歯磨きのコツを教わったり、フッ素塗布で歯を強くしたりすることで、子どもは歯の健康に対する意識を高めることができます。
しかし、子どもは歯医者さんが苦手なものですよね。まずは親御さんが歯医者さんに通って「歯医者に行くことは当たり前」であることを知ってもらうこと。そして歯医者に行ったあとに良い印象をもってもらうことで、歯医者に行きたがるように工夫してみましょう。歯医者は歯を守ってくれる楽しくて頼もしい場所だと認識させることが大切です。
■習慣化が未来の笑顔を守る
歯磨きの習慣化は、一朝一夕にできるものではありません。根気強く、そして楽しく、子どもと一緒に歯磨きの大切さを学んでいくことが重要です。親の工夫と努力によって、子どもの歯は守られ、将来も輝く笑顔でいられるのです。