歯の豆知識

家族一丸で!子供の虫歯予防は大人の協力あってこそ

子供の虫歯予防は、やはり大人が気を遣ってあげなければまだまだ不安です。お子さんの成長を見守りながらも、手伝える部分は積極的に協力しましょう。

お子さんの虫歯予防のために、大人がしてあげたほうが良いことは何でしょうか。「子供ひとりではまだ難しいこと」に加え、「大人の虫歯をうつさないこと」も意識してみませんか?

 

お子さんにしてあげられることって?

小さいうちはまだ歯磨きが苦手です。気が付くと虫歯に…ということも。とくに虫歯は痛みを感じない期間もあるため、大人が早めに気付いたり、予防の手伝いをしてあげたりしたほうが良いでしょう。

  • 仕上げ磨き(0才から小学生くらいまで)週に1.2回夜だけなどでもOK
  • フロスをする
  • 食べる時間の管理

たどたどしい手つきで歯磨きをしている姿はとても可愛いものですが、どうしても磨き不足になりがちです。最後は嫌がってもできるだけ大人が手伝ってあげましょう。また、仕上げ磨きをしながら「綺麗に磨けているね!」と褒めて、歯磨きへのモチベーションを上げてあげるのも良いかと思います。

子供用のフロスを使って歯垢を取るのも効果的です。小さなお子さんの歯でも安心して使える子供用のフロスがありますので、ぜひ使ってみてください。

食べる時間を管理することも効果的です。長時間、だらだらと食べていると口内環境が酸性化し、虫歯になりやすい状態になってしまいます。時間を決めて食事やおやつを済ませ、酸性化を防ぎましょう。

 

大人の虫歯菌をうつさない心遣いも

大人の口の中にひそむ虫歯菌が、生活習慣を通じてお子さんにうつってしまうこともあります。

大きな効果がある予防方法としては、「お箸やスプーンなど、口に含むものの共有を避ける」というものです。

ご飯中、美味しいものをついお子さんに「あーん」とあげたくなるかもしれません。嬉しそうに小さなお口を開けるお子さんの姿は可愛いものです。でも、そのお箸やスプーンは大人のものではありませんか?

口に含むものを共有すると、大人の口腔にひそんでいた虫歯菌がお子さんの口の中に引っ越してしまうことがあります。可愛い「あーん」はお子さんのカトラリーか、新しいものを使いましょう。

 

家族で歯医者に定期検診を受けに行く

小児歯科にお子さんの歯の定期検診へ行くのなら、大人も受けると効果的です。お子さんに虫歯をうつさないだけではなく、ご自身の歯の健康を保つことにも役立ちます。

歯医者へ行くことに抵抗があるお子さんでも、「今日は一緒に見てもらうんだよ」と言えば安心するのではないでしょうか。もちろん、苦手なお子様には無理やりするのではなく、練習からになります。ぜひご家族で定期検診にいらしてください。クリーニング、フッ素塗布で虫歯予防をしていきましょう

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