歯の豆知識

8020運動とは?自分の歯を健康に保つカギは日常の習慣にあり

口腔の健康を保つためには、日頃からのケアが重要です。8020運動は、日本歯科医師会による啓発活動で、いつもまでも自分の歯で食事が摂れるように。という願いが込められています。8020運動について、そして歯を健康に保つために心がけるべきことについてお話しします。

8020運動とは何か?

8020運動とは、「80歳になっても20本以上の自分の歯を保とう」という、運動です。
親知らずを除くと永久歯は28本ありますが、治療や予防をしなければ40代で1.5本、50代では2.5本と抜け落ちると言われており、80歳で20本の歯を残すことは簡単でないことが分かります。

永久歯が抜ける原因とは

歯が抜ける主な原因は下記の通りです。

 

・虫歯
・歯周病

どちらの原因も、定期検診や早めの処置を施すことができれば、歯が抜けるのを防げる可能性は高まります。

 

永久歯が抜けるのを防ぐためには

・歯磨きとフロスや歯間ブラシの使用

歯に付着したプラークや食べ物の残りは、毎食後ブラッシングとフロスなどを使用してきれいに取り除くことが大切です。また、歯間ブラシを使用するのも良いでしょう。これにより、虫歯や歯周病を防ぐことができ、口腔内を清潔に保つことができます。
泉田歯科医院では定期検診にも来ていただき、お家でのケアとプロによるお口のクリーニングで予防していただけます。

・糖分を控える

虫歯予防のためには、糖分を控えることも必要です。糖分を控えられれば虫歯菌の繁殖を抑えることができるため、虫歯予防に繋がります。さらに、口腔内が酸性になるのを抑えられるため、歯を強くする効果も期待できるでしょう。

・禁煙をする

喫煙は、歯周病のリスクを高めると言われています。喫煙により血流が悪くなり、プラークや歯石ができやすくなります。健康な歯を残すためにも、禁煙について考えてみてはいかがでしょうか。

8020運動を実践するためのコツ

8020運動を実践するためには、日常生活の中での習慣化することが大切です。例えば、毎朝と毎晩の歯磨きを習慣化するためには、同じ時間帯に設定する磨く場所を決めて順番に磨くことが効果的です。

また、歯磨きやフロスの習慣を定着させるために、家族やパートナーと一緒に行うことも良いのではないでしょうか。

さらに、定期的な歯科検診や定期的なクリーニングも、8020運動の一環として取り入れると良いでしょう。

健康な歯を1本でも多く残すためにできることがあります。基本的なことではありますが、日々の積み重ねが大切なのだということを、あらためて考えてみてください。

いくつになっても、美しいご自身の歯で食事を楽しみ、笑顔で充実した日々を送っていただけるようスタッフ一同、サポートさせていただきます!

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