歯の豆知識

インプラントをするべき人は?まずは相談から

10月の声をきいてから早10日が経ちました。早いですね!? 今日は安田と田中よりお届けいたします。(*’▽’)

失った歯を取り戻せる治療法のひとつとして、インプラントがあります。インプラントの最大の特徴は、自分の歯のような質感を再現できることです。ほかにも大切にしたいポイントや歯の状態を踏まえて、インプラントをするべきかご検討してみてはいかがでしょうか?

■残っている健康的な歯を守りたい人

歯を失ったとき、残っている健康な歯を残したいと思う人は決して少なくありません。残っている歯を維持する大切な理由は、噛み心地、発音のしやすさといった機能面においても、快適な口内環境を維持できます。

インプラントは抜けた歯をピンポイントで補える治療法です。失った歯を補うには、入れ歯とブリッジによる治療も選択肢に挙げられますが、入れ歯は隣の歯にバネをかけたり、ブリッジは隣の歯を削ったりといった治療になるため、抜けた歯以外の場所にも負担がかかるデメリットもあります。

歯は削れば削っただけ弱ってしまうため、治療においてもいかに健康な自分の歯をそのまま残せるかが重要です。残っている健康的な歯を大切にしたい人に、インプラント治療はうってつけな治療法といえます。

■インプラントは実用性と審美性に優れた治療

自分の歯と同じような感覚で噛めることも、インプラントだから実現できる特徴です。歯のない歯茎に人工の歯を被せる入れ歯やブリッジと比較して、骨に埋め込むインプラントはしっかりと噛み締められます。

取り外しができる入れ歯だと硬い食べ物や粘着性のある食べ物を噛んだとき、入れ歯がズレたり外れたりといった懸念点が拭えません。制限なく自由に好きな食事をとれることを大切にしたいなら、インプラント治療をおすすめします。

また、自然で綺麗な仕上がりを重要視するならインプラントは有効な手段です。「一部だけインプラントにしたいけど、違和感があるのでは」と心配する人もご安心ください。なぜなら、インプラントに使われる人工の歯はセラミックでできており、歯の色や形、高さなど、選択することも可能です。

周りの歯の色に近い色を選べば、パッと見てインプラントとはわかりません。ナチュラルな口元を目指すことができ、笑顔にも自信がもてるでしょう。

■まずは定期検診で相談を

歯を失ったままでは、食事をする、発言するといった日常生活がままなりません。もとの歯に勝る人工歯はないにせよ、自然な見た目と口内機能を高い水準でキープできる方法として、インプラントは有効な手段です。

とはいえ歯を失ってからインプラントの相談をするのでは、治療に進むまで時間がかかってしまいます。早期相談できれば、そのぶんスピーディにインプラント治療へ進めるので、3ヵ月に1回、むし歯、歯周病のチェックに定期検診へ行きましょう。

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