今年も後わずかですね。一年365日もあるのに過ぎると早い!です。いいこと沢山ありましたか。豆知識、今日もお役に立てると嬉しいです♪
歯を失ったあとの治療法として、注目されているのがインプラントです。画期的かつ有効な治療法として積極的に選択する方がいる一方で、「いまいちその魅力がわからない」「どのような利点があるのか想像できない…」と感じている方もいるのではないでしょうか。
歯を失ったあとの主な治療法とインプラントを選ぶメリットについて、くわしく解説します。
■抜歯後の治療法は主に3つ
歯を失ってしまったあとには、機能を補うための治療が行われます。その主な手段は、以下に挙げられる3つです。
- ・ブリッジ
- ・部分入れ歯
- ・インプラント
ブリッジとは、失った歯の左右にある歯を土台にして、被せものをする治療法です。左右の歯を使い、橋のように被せものを渡すように見えることから、「ブリッジ」という名前で呼ばれています。
部分入れ歯は、失った歯を見立てたパーツ(入れ歯)を、残っている歯にバネで引っ掛けるようにして固定する仕組みの治療法です。ブリッジと部分入れ歯は、それぞれ「残っている歯を土台に、失った機能を補う」という点で共通しています。
一方インプラントは、あごの骨に人工歯根を埋め込み、人工歯を支えるための土台として使用します。
ブリッジと部分入れ歯は、患者さんご自身のニーズに応じて保険診療と自費診療のどちらか一方を選択可能です。インプラントの場合は基本的に自費診療のみとなります。「本当にインプラントを選択するべきなのか…」と悩む患者さんが多いのは、このあたりに原因があるのでしょう。
■インプラント治療を選ぶメリットとは?
費用面で迷いを感じているときに、ぜひ注目していただきたいのがインプラント治療のメリットについてです。経済的負担の重さにもかかわらず、多くの患者さんがインプラント治療を選択しているのには、きちんとした理由があります。
4つのメリットを、わかりやすく紹介しますね。
- まるで本当の歯のように噛める!
インプラント治療を選択する最大のメリットは、自身の歯と同程度の噛む力を取り戻せるという点です。天然の歯とほぼ同じレベルを取り戻せるので、硬いものも好きなものも不安なく味わえるでしょう。気兼ねなく食事を楽しめるというのは、生活の質向上のために欠かせないもの。インプラント治療を選択すれば、その後の食生活で不自由な思いをする場面も減らせますよ。 - 残っている歯に負担がかからない
インプラント治療で人工歯を支えるのは、骨に埋め込んだ人工歯根です。ブリッジや部分入れ歯とは違い、独立した1本の歯を再建できるという特徴があります。長く使い続けても、左右の歯に負担がかかることはありません。
ブリッジ治療を行う場合、装用感を高めるためには左右の歯を削る作業が必須です。欠けた部分を補うためとはいえ、健康な歯を削ることをためらう方も多いのではないでしょうか。
インプラントは、メンテナンスさえきちんと続けていけば、非常に長く快適に使用できます。将来的にできるだけ多くの歯を守るためにも、有効な治療方法です。当医院では、1~3カ月に1回のお口のクリーニングと半年に1回インプラントの定期検診をもうけています。 - 異物感がなく快適に過ごせる
ブリッジや部分入れ歯とは違って、インプラントは異物感を覚えることなく使用できます。余計なストレスを抱えることもないでしょう。お口の中の違和感や異物感は、日々の食事や口腔ケアにも深くかかわるポイントです。快適性を求めるのであれば、インプラントが最適です。 - 見た目にほぼ違和感がない
ブリッジや部分入れ歯の場合、治療後の見た目が気になるケースも少なくありません。特に保険診療を選択した場合、できる範囲には限界があります。口元にのぞく金属パーツは、想像以上に目立ちやすいものです。インプラント治療の場合、人工歯を支える人工歯根が人目にさらされることはありません。目に触れるのは自然に仕上げた人工歯のみのため、見た目で違和感を抱かれることもないでしょう。
■インプラント治療が気になったらまずは相談

ここまで紹介してきたように、インプラント治療にはさまざまなメリットがあります。「治療を前向きに検討してみようかな…」と思ったときには、まずは一度、歯科クリニックで相談してみるのがおすすめです。
自分自身にとってのメリットを知り不安を解消することで、治療へと一歩足を踏み出せるのではないでしょうか。





