歯の豆知識

インプラントのケア方法は?少しのコツで長持ちさせる

丈夫で長持ちしやすいインプラントですが、やはりいつか寿命が来てしまいます。しかし、しっかりケアすることにより寿命を延ばし、長く使うこともできます。

自宅でできるセルフケアや、プロが手がけるメンテナンスなど、少し意識するだけでインプラントの寿命が変わります。

■必ず受けたい定期検診

歯科の定期検診には積極的に足を運びましょう。インプラントそのもののチェックはもちろん、お口の状態も大切です。本人では気が付きにくいトラブルを未然に防ぐことにも繋がります。

具体的には、インプラント周辺に発生しやすい「インプラント周囲炎」の予防が期待できます。また、インプラント以外の歯や歯茎の状態もチェックできますので、虫歯や歯周病の予防もできますね。

定期検診の頻度は通う歯科によって異なりますが、おおむね3ヶ月~半年のスパンが多いようです。ドクターと相談し、ベストなタイミングで受けられるようにしましょう。

■歯科でできるプロのメンテナンス

定期検診と同様に、歯科はインプラントを長く使うために役立つケアをしています。歯科衛生士が丁寧なケアをすることにより、インプラントが良好な状態で長く使えるようになります。

このときに効果的な歯磨きの方法の指導も受けられますので、ぜひ質問してみてください。効果的な歯磨きはお口の健康を保ち、インプラントを良好に保ちます。

また、多くのインプラント治療では、5年~10年(歯科によって異なります)の保証がおこなわれています。破損や不具合があったときに保証が受けられるものです。

ただ、すべてではありませんが、保証の適用条件に「プロのメンテナンスを受けている」と定められているケースがあります。万一に備えるためにも、やはりプロのメンテナンスを受けておくのは大切です。

■自宅でできるセルフケア

毎日歯科に通うのは難しいため、通常は自宅でセルフケアをおこないます。インプラントのセルフケアはそこまで難しいわけではなく、通常の歯磨きを少し念入りにすれば大丈夫です。

普段から自分の歯にしている歯磨きと同じ歯ブラシで、インプラントを丁寧に磨くように意識しましょう。電動歯ブラシでも同様です。

フロスや歯間ブラシも使い、インプラントの間をしっかり磨きます。マウスウオッシュを併用するとさらに効果的です。

インプラントだけではなく、ほかの歯も丁寧にケアすると、いつの間にか理想的なお口の状態に近付いているかもしれません。お口の健康もインプラントを長持ちさせる秘訣です。ぜひ、丁寧なお口のケアを意識してみてください。

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