医院設備

Clinic

prevention院内感染を防ぐために

1交叉感染とは?

医療従事者から患者さんへ、またはその反対方向、感染病の原因であるウイルスや菌類が伝染することを言います。


2ウイルス、菌類の例

インフルエンザウイルス、ヘルペスウイルス、結核菌、髄膜炎菌、B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス、梅毒、HIV


3感染を防ぐには?

治療のために口腔内で使用する器具を清潔に保つことにより、交叉感染を防ぐことが出来ます。 外側だけでなく、内側も確実に洗浄・滅菌した器具を使用し、患者さん毎に交換することが必要です。


4患者さん毎に衛生的な器具を使用しています。

当院では、ドイツSirona社のDACユニバーサルを導入し、治療器具の徹底的な洗浄・滅菌を行っています。
 滅菌先進国であるヨーロッパに準じた衛生環境の下、「安心」「安全」な治療を提供しています。


超音波洗浄機

血液、唾液などの体液、組織片などが付着した器具を流水下で洗った後、消毒液の入った超音波洗浄器にて洗浄し、そのあと、オートクレーブにかけます。

特に、バーは、歯を切削する道具で、歯の削りカスがこびりつきます。
まず、超音波洗浄器で削りカスを取り除いてからオートクレーブにかけます。


オートクレーブ(DACプロフェッショナル/DACユニバーサル)

オートクレーブとは、高圧蒸気滅菌装置のことです。 内部は高温高圧になり(約2気圧、135度)、わずか15分ですべての菌を滅菌します。 感染症として恐れられているエイズウイルス、B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスなど、完全に滅菌し、院内感染の防止をします。

当院のオートクレーブは、小型高圧蒸気滅菌器のヨーロッパ基準EN13060のクラスB規格をクリアーする、高度なオートクレーブです。日々の臨床の中でより高度な滅菌を可能にし、患者さんへの細菌感染の危険性を大幅に低減させるサポートを致します。

タービン(切削器具)洗浄機も、ドイツのシロナ社製で、世界一厳しいといわれるヨーローッパ基準に合格した高温高圧の滅菌装置を使用しています。 最近、タービンの中に残る血液からC型肝炎のウイルス感染が報道されました。 当医院では、このようなことが起こらないよう、患者様一人一人に使うハンドピース、マイクロモーター(切削器具)を1度使えば必ずこの機械で内部まで完全に滅菌しています。


ジェット式器具洗浄機

高い洗浄力

熱水・強力水流と専用洗剤により汚れをキレイに除去します。

強力水流
3か所のブーメランノズルと背面ノズルの計4か所のノズルによる強力水流を実現。水流が庫内全体に広がり、器具の汚れをむらなく除去します。

熱水洗浄・消毒
洗剤中の酵素が活性化する40~50℃の熱水により、器具の汚れをしっかり除去します。その後、80℃10分間の熱水消毒を行うことができます。

専用洗剤
酵素の働きにより、血液や体液中のたんぱく汚れをキレイに除去します。


ガス滅菌装置

当医院では、ゴム製品やプラスチック製品など、オートクレーブにかけられない器具は、すべてガス滅菌を行っています。

  • EOG滅菌の原理は、微生物の生体そのものであるタンパク質に化学作用を及ぼすことによって滅菌を行うものです。
  • 比較的低温(40℃〜60℃)で滅菌処理ができ、蒸気滅菌処理が困難な器材にも対応可能です。
  • 滅菌器設置スペースの適切な温度管理を行うとともに、インジケータを使用することで確実な滅菌を判定・記録することができます。

滅菌パック

使用する器具は、患者様別にすべてパックしてあります。 これにより滅菌された器具が汚れる心配はありません。

使い捨て器具について

治療中に使用する手袋、紙コップ、麻酔薬カートリッジ、注射針、メスの刃、紙エプロンなどは、すべてディスポーザブル(使い捨て)になっています。


手洗い

手洗いのときは、薬剤で消毒し、ペーパータオルで手指を拭き、使い捨てにします。


滅菌マニュアル

泉田歯科医院には、滅菌マニュアルがあります。 作業者によって滅菌レベルに差異が出ないよう、全てのスタッフが、このマニュアルに沿って滅菌操作を行います。

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