子どもの歯が抜けることはおめでたいことですが、大人となるとそうもいきません。大人になってから歯を失うとさまざまなリスクが生じてしまいま
す。
リスクを軽減するためにいくつもの治療法が確立されていますが、なかでもインプラント治療は大きな効果を実感できる方法です。
■歯を失うとどんなリスクがある?
大人になってから歯を失うと、複数のリスクが発生します。
・肩こりや頭痛の原因に
歯は上下の噛み合わせのバランスが大切です。歯を失うとかみ合わせが悪くなり、このバランスが崩れてしまいます。
まず、咀嚼のときに顎に大きな負担がかかるようになります。すると周辺の筋肉が疲労し、結果的に肩こりや頭痛に繋がってしまうことも。
・顔にしわやたるみが出やすくなる
歯を失うと噛む力が弱ます。そのため、顔の筋肉がおとろえ、しわやたるみが出るケースが少なくありません。頬が下がってしまうこともあります。
・認知症の発生リスクが高まる可能性がある
「噛む」という行為には、食事のほか、脳を活性化させて人の若々しさを保つ働きがあります。
歯を失った人は認知症の発生リスクが高まる可能性があります。スムーズに噛めることがかなり重要であることが分かります。
■歯を失ったときにインプラントを選択する理由
失った歯の治療法として、インプラント、入れ歯、ブリッジが代表的です。どの治療法も優れた治療法であり、多くの患者さんの生活を助けています。
なかでもインプラント治療はほかの方法と比較すると「自分の歯と同じように噛み締められる」「見た目が自然」「ほかの歯に負担がかかりにくい」という特徴があるため、昨今注目されている方法です。
また、適切なメンテナンスを続けていれば、約20年使えるケースが多いことは大きなメリットになります。場合によっては一生使える人もいます。そういった点でもインプラント治療が注目を集めています。
■美しいまま長く付き合えるインプラント
歯を失う理由は人それぞれです。しかし、歯が一生使う大切な身体機能であることは皆さん共通の重要項目です。
自分の歯のような感覚で噛み締められるのは生活の質を保つためにも大切なことです。術後の見た目も美しく、噛み締めることによって顔の筋肉を若々しく保ちやすいのもインプラント治療ならではのメリットです。
メンテナンスをしっかりしていれば、美しい見た目で長く使えます。もしも歯を失ってしまったときにはぜひインプラント治療を考えてみてください。