お子さんの歯が健康に成長するよう、小まめに歯医者へ連れて行きたいと考えている親御さんも多いと思います。歯の健康は幼い頃からの生活習慣などが大きく影響します。歯科医の指導のもと、歯磨きのコツを教えてもらうこと、定期検診を受けることはとても良い方法です。
「でも、何歳から連れて行けばいいの?」。お子さんの歯の健康を考えたとき、そんな疑問を持つかもしれません。小児歯科に行ける年齢とは何歳からになるのでしょうか?
歯が生え始めたらいつでも!0歳から定期検診を
お子さんを小児歯科通いは、歯が生え始めたらいつでも可能です。人間はおおむね生後5ヶ月~6ヶ月あたりから歯が生え始めます。このときから定期検診を受けて頂いてもまったく問題ありません。
問題ないどころか、実は「赤ちゃんの頃から定期検診を受ける」ということは、多数のメリットがあります。
- 虫歯菌を遠ざけられる(虫歯の予防)
- 磨きかたや、子供の歯の健康に適した食生活のアドバイスが受けられる
赤ちゃんのお口の中には、そもそも虫歯菌がいません。しかし、歯が生え始める頃には徐々に虫歯菌が忍び寄ります。定期検診で先手を打ち、虫歯菌を撃退できるのは大きなメリットですよね。
歯科医では歯の磨きかたのコツや、歯の健康を損ねない食生活について聞いてみることもできます。お子さんの歯の健康のためにとても大切なことです。ぜひ質問してみてください。
歯医者の雰囲気に慣れておけるのもメリット!
小さなお子さんはどうしても歯医者で愚図ってしまいがちです。慣れていないと小学生くらいのお子さんでも不安なお顔をすることもあるものです。
でも、小さな頃から歯医者の雰囲気に慣れていれば、いずれ「ここは大丈夫なんだ!」と理解して、立派に定期検診を受けられるようになります。
最初のうちはどうしても泣いてしまうお子さんがたくさんいます。でも、小児歯科ならそんな可愛い愚図りも予想済みです。「迷惑をかけてしまうかも…」などと思わず、お子さんの歯の健康のために、お気軽にお越しくださいね。
健康な乳歯は健康な永久歯へ繋がる
子供の歯はいわゆる乳歯。いつか生え替わるものです。だからと言って虫歯や不調のままにしておいては、永久歯にも影響が出てしまうことも多いのです。。
健康な乳歯は健康な永久歯へ、そして健康な成長に繋がります。「まだ赤ちゃんだから早すぎる」、そんなことはないのです。一生付き合う自分の歯を大切にする習慣がつけられるよう、小さな頃からぜひ小児歯科で定期検診や歯に関するアドバイスを受けてみてはいかがでしょうか。