歯の豆知識

子どもの「虫歯」を無視しないで!保護者が知っておきたい小児歯科の基礎知識

お子様の「虫歯」放置しないで!!

「虫歯」は、子どもにも多い歯のトラブルです。「乳歯はどうせ抜けるから…」と油断するのは禁物。虫歯を放置すれば、永久歯に影響を及ぼす恐れもあるでしょう。

子どもの虫歯治療について、知っておきたい情報をまとめます。幼いころからお口の健康を守るため、ぜひ参考にしてみてくださいね。

■子どもの虫歯は進行が速い

 子どもの歯の健康を守るため、頭に入れておきたいのが「大人の虫歯とは進行スピードが大幅に異なる」という点です。

歯の一番外側にあるのはエナメル層ですが、乳歯の場合、その厚みは永久歯の半分程度しかありません。非常に短い期間で、虫歯がエナメル層からさらに内部へと入り込み、歯に穴が開いてしまうようなケースも多いでしょう。大人であれば比較的ゆっくりと進行する虫歯も、乳幼児の場合は、わずか数週間~数か月で一気に重度に至る可能性があります。

軽度の虫歯であれば、治療の負担はそれほど重くはありません。重度の虫歯になれば、大人と同様の処置が必要になるケースもあり、負担も重くなるでしょう。子どもの虫歯を見つけたり、学校や検診などでチェックが入っていれば、できるだけ素早く小児歯科を受診することが大切です。

子どもの場合、歯や口の中に違和感を覚えていても、それをうまく言葉で伝えられるとは限りません。周囲の大人が口の中の状態に気を配るとともに、小児歯科の定期歯科検診なども活用しながら早期発見に努めるようにしましょう。

■子どもの虫歯は「歯が黒くなる」とは限らない

 虫歯といえば、「歯が黒くなる」というイメージを抱きがちです。子どもの歯の場合、この思い込みが早期発見・早期治療を阻む要因になってしまうケースもあるので、十分に注意してください。

子どもの虫歯は、歯の表面に白っぽい斑点や茶色っぽい斑点として現れることもあります。歯磨きをしても落ちない汚れのようなものが見えたら、まずは一度小児歯科を受診するのがおすすめです。仮に虫歯ではなかったとしても、原因やお手入れ方法についてアドバイスをさせていただきます。

ちなみに、子どもの歯が黒くなったからといって、必ずしも虫歯とは限りません。原因や正しい対処法を把握するためには、やはり専門医のもとで詳細な検査を受ける必要があります。まずはできるだけ早く、相談してみてください。

■小児歯科での虫歯治療とは?

子どもの虫歯治療は、今後の口腔内の状態にも深く関わってくる問題です。今後の成長を見据えた治療方針を提案できる、小児歯科を頼るのもおすすめです。子ども特有の事情にも強い専門歯科医師が、適切な治療をしています。

一言で虫歯治療と言っても、虫歯のレベルや口腔内の状況から、選べる治療方法はさまざまです。子どもの虫歯の場合、できるだけ歯を削らず、負担を少なくする方向で治療を進めていくケースが多いでしょう。

幼い子どもの場合、歯科クリニックでの虫歯治療に恐怖感を抱くケースも少なくありません。無理やり抑えつけて治療をすると、将来にわたって不信感や恐怖感を引きずってしまう可能性も。歯医者さん嫌いにさせないためにも、子どもの心情に理解を示す環境で治療を進めていくことが大切です。

また虫歯治療を終えたあとには、再発予防対策を講じることも重要です。

・子どもに正しいブラッシング方法を指導する

・保護者が仕上げ磨きをする

・おやつや食事のダラダラ食べを防ぐ

・フッ素塗布をする

・定期的に歯科クリニックを受診する

・虫歯になりにくいおやつを取り入れる

これらの対策方法のなかには、小児歯科で力になれることも少なくありません。自宅で行うセルフケアと歯科クリニックで行うプロケアを組み合わせて、子どもの虫歯リスクを低減しましょう。

■子どもの虫歯について正しい知識を身につけよう

子どもの虫歯には大人とは異なる部分も多いものです。早期発見・早期治療のためにも、正しい知識を身につけておきましょう。いざというときにすぐに相談できるよう、子どものかかりつけ歯科医を作っておくのもおすすめです。できるだけ治療ではなく、痛みのない定期検診でしっかりとむし歯予防につなげていただくことで治療回数も少なく終えることができます。何か小さなことでも不安なことかあれば、ご相談ください。

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