院長ブログ

夜間緊急歯科診療所とは? & 8020運動とは?

休日・夜間緊急歯科診療とは?

守口市、大阪府の夜間緊急歯科診療所お正月に突然歯ぐきが腫れ、痛んで困った経験があります。年末年始でも見てみらえる施設はあるのでしょうか? こんな経験を経験した人は多いと思います。

そのような方のために大阪府歯科医師会では休日と夜間の緊急歯科診療を行っています。1974年より、休日における歯科領域の応急処置をしています。日曜・祝日年末年始(12月29日~1月4日)の午前10時から午後4時30分まで診療しています。

夜間緊急歯科診療所とは?

夜間診療では、歯の神経や歯周組織の炎症、感染により激痛を訴えられる人が最も多く、その他では外傷をはじめ歯の脱臼(もし抜けた時は必ず牛乳などに浸して持参してください)や顎がはずれた人、抜歯後や歯肉からの自然出血などの患者さんが来院されます。このような、さまざまな応急処置を行い、病院への適切な搬送も行っております。

現在では設備もますます充実し、経験豊富な歯科医師と歯科衛生士らスタッフで、府民の安心と安全に貢献させていただいております。最近では「夜間には365日、大阪府歯科医師会夜間緊急歯科診療所がある」といわれるほどの信頼をいただき、これを励みとして、これからも安心して夜間を過ごしていただく為、この大切な事業を継続していけるよう努力してまいります。

 

8020運動とは?


「ハチ・マル・ニイ・マル」と読み、“80歳になっても20本以上自分の歯を保とう”という運動の事です。平成元年(1989年)、厚生省(現・厚生労働省)と日本歯科医師会が提唱し、自治体、各種団体、企業、そして広く国民に呼びかけてきました。なぜ、あえて8020という数字を揚げたのか、その理由は智歯(ちし・親知らず)を除く28本の歯のうち、少なくても20本以上自分の歯があれば、ほとんどの食べ物を噛み砕くことができ、おいしく食べられるからです。つまり“高齢者になっても20本以上自分の歯を保ちましょう”というのが、その主旨です。

1987年には、80歳以上で20本以上歯を有する人の割合は約7%でしたが、2007年の調査では約25%に達しています。歯科保健の向上によって、国民の口腔の健康状態は着実に向上しています。すでに20本の歯がない方でも残っている歯を手入し、歯がなくなった部分は義歯等により機能回復して、口腔の機能を維持増進することが大切です。

大阪府歯科医師会では毎年秋に行われる大阪歯科保健大会において“8020達成者”を表彰させていただいております。8020達成のためには、お母さんのおなかに子どもさんが宿った時からがスタートです。健康な赤ちゃんが誕生し、哺乳職の始まる乳幼児期、小学生、中学生とその時々のライフステージに合った歯の健康管理について“かかりつけ歯科医”の先生とよく相談し、生涯を通じた歯の健康管理に励んでいただきたいと思います。

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